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実際に飼育した爬虫類の情報です

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ヒョウモントカゲモドキの飼育情報

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の飼育情報を説明していきます。

 

ヒョウモントカゲモドキについては↓の記事で。


僕の実際に飼育しているレオパの環境についてお話します。

 

 

 

ケージサイズはどんな感じ?

 

ケージサイズについては飼育者の考え方に左右されます。

というのは、レオパは非常に省スペースで飼育することができるからです。

 

またライトも必要ないため、ガラスケージである必要性が低いです。

 

100均のシューズケースで飼育している方も多くいます。

繁殖をしている方などは、全個体にグラステラリウムを使ったら大変なことになってしまいます。

 

スペースもお金もどれだけあっても足りません。

 

 

数匹を大きなケージで飼うこともできますし、繁殖などを考えてシューズケースでまとめて管理することもできます。

しかし、始めの数匹は少し大きめのケージで飼育した方が楽しいと思います。

 

 

僕の飼育個体

 

44*35のプラケで飼育しています。

個人的にはレオパには大きめのプラケが最強だと思っています。

 

100均のシューズケースでは狭い、ガラスケージは重い、レプタイルボックスワイドは高い。

 

すべてをクリアしているので、特大プラケです。

 

 

 

温度・湿度はどれくらい?

 

25~30℃とくらいと言われています。

 

温度は基本的に高めの方がエサ食いが安定します。

 

パネルヒーターなどでケージの一部分を加温して、温度勾配をつけるといいです。

ただよく勘違いされるのが、室温20℃にパネヒではあまりよくありません。

 

空間の温度で考える必要があります。

室温が低い場合は、暖突やエアコンも考える必要があります。

 

 

湿度は50パーセントは維持したいです。

 

脱皮前はより湿度をあげておくと、脱皮不全による指の壊死などを防ぐことができます。

ウェットシェルターがあると、管理が楽です。

 

 

僕の飼育個体

 

レオパは強い生体なので、正直そこまで気にしていません。

 

エアコン管理で冬は26℃、夏は30℃近いかもしれません。

ベビー時は低くなりすぎないように気を遣っていました。

 

冬で餌食いが悪い時は、給餌の前に数分パネヒであっためるだけでエサ食いがよくなりました。

 

 

湿度も当初は霧吹きをして、ウェットシェルターを使っていませんでした。

考え方は様々ですが、僕は完全に引きこもってしまう個体になるのが嫌だったからです。

 

しかし、一度拒食になった時に使い始めて、湿度維持が楽になり、そのまま使用しています。

たまに水がなくなっている時もありますが…。

 

 

 

床材はどんなものがいいの?

 

キッチンペーパー、ソイルなどなんでもいいです。

しかし誤食のリスクを考えると、味気ないですがキッチンペーパーがオススメです。

 

糞をした際の交換も楽です。

 

 

僕の飼育個体

 

飼育当初からキッチンペーパーを使用しています。

 

 

 

ライトはどんなものがいいの?

 

バスキングライト、紫外線ライトは必要ありません。

夜行性のため、逆に悪影響を与えてしまいます。

 

室温が低い場合は、保温球があってもいいですが、夜間使えるものにしましょう。

 

照明用のLEDライトはあってもいいと思います。

しかしアルビノなどにはまぶしすぎるため、後述のシェルターが必要です。

 

 

シェルターはいる?どんなものがいい?

 

あった方がいいです。生体も落ち着きます。

特にウェットシェルターは、湿度管理が楽になり非常に便利です。

 

 

エキゾテラのモイストロックの方が見た目はいいと思います。

しかし、シェルターの底があるというのが、非常にデメリットです。

 

中に生体が入っていると、入口からしか出すことができません。

底がないシェルターだと、シェルターを持ち上げれば生体がすぐ出てきます。

 

 

この生体がシェルターの中にいて簡単に出せないというのは、地味にストレスです。

 

 

僕の飼育個体

 

始めはスドーのグラナイトアーチSを使っていました。

 

シェルターに入っても、外からは状態が見える感じです。

下の画像は迎えた頃の画像です。脱皮途中です。

 

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現在は、ウェットシェルターL、グラナイトアーチS、グラナイトアーチLを使っています。

 

グラナイトアーチは見た目もかっこよくて、生体も見やすく気に入っています。

 

 

 

レイアウトはどんな感じがいいの?

 

正直なところ、なんでもいいです。

地表性ですが、意外と登ったりもしますので高さが少しあるとおもしろいと思います。

 

 

僕の飼育個体

 

グラナイトアーチを使って少しだけレイアウトしてあります。

 

何を思っているかはわかりませんが、よく登ったりしています。

 

 

 

多頭飼いはできるの?

 

尻尾を自切してしまう可能性があるため、しない方が無難です。

 

 

僕の飼育個体

 

単独飼育ですし、となりのケージのコーンスネーククレステッドゲッコーが見えないように仕切りをしてあります。

 

心配しすぎかもしれませんが、となりのケージのヘビをみてクレステッドゲッコー自切をしたという話を聞いたことがあるので。

 

 

 

エサは何を食べるの?

 

コオロギ、デュビア、ワームなどの昆虫類です。

産卵明けのメスにはピンクマウスを与える方もみえるそうです。

 

頻度はベビーだと毎日与えてもいいと思いますが、生体なら週一回か二回でいいと思います。

 

太らせすぎで死んでしまう個体が多いようです。

 

 

人工飼料にも慣れる個体が多いです。

すんなり食べてくれる個体と、頑なに食べない個体もいるようですが。

 

 

僕の飼育個体

 

ショップではコオロギオンリーだったそうです。

 

飼育当初はレオパゲルを使用、少し餌付けに苦労しましたがなんとか移行できました。

 

その後、レオパドライ、レオパブレンドへ移行。

飽きないように2種類を与えていましたが、最近はレオパドライのみです。

 

一度拒食をしており、その際に一度だけハニーワームを与えました。

 

 

爬虫類を30種類くらい飼育しておりますが、うちで唯一生き餌を食べた生体です。

 

 

 

慣れる?ハンドリング 

 

通常、慣れます。特に慣らすためのことは必要ないと思います。

極端に嫌がるようなことをしなければ、始めから持たせてくれる個体が多いです。

 

 

僕の飼育個体

 

ショップで大人しい個体を選びました。

下からすくえば、なんなく持たせてくれる個体でした。

 

その後も特に変わらず、おとなしい個体です。

 

 

 

長生きする生き物ですが、気になったら飼育してみるといいと思います。

とてもかわいいですし、犬のように手間もかかりません。

 

もちろん、終生飼育できるか考える必要はありますが。

 

また賛否あると思いますが、爬虫類はショップが引き取ってくれます。

それの個体を販売できますし、繁殖を考えてアダルト個体を欲している方もみえます。

 

ここは犬猫との違いです。

 

万が一の時はショップに…という選択肢もあるので、気になったら一度飼育してみましょう。

 

かわいさにハマり、ショップに返すところか2匹目、3匹目と増えていくと思います。